大型で非常に強い台風第19号が,東日本に接近して上陸する恐れがあります。
このため12日は,大荒れの天気となり,雷を伴って非常に激しい雨の降るところがある見込みです。暴風,高波,土砂災害,低い土地の浸水,河川の増水や氾濫に警戒してください。
事前にお住まいの市町村が作成しているハザードマップを見て,浸水想定や避難場所までの経路・移動手段を確認しておきましょう。
また,台風が接近した際は,不要不急の外出を避け,市町村やテレビ・ラジオ等から発せられる情報を確認し,適切な行動が取れるよう注意して下さい。【茨城県】
1.非常用品を備えておきましょう。
台風に備えて
台風や大雨は、毎年大きな災害をもたらします。注意報や警報などの気象情報を利用して、被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。テレビ、ラジオ、インターネットなどの気象情報に十分に注意してください。災害への備えができているか、もう一度確認をしましょう。
家の外の備えとして
- 窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、屋根や塀、壁などの点検、必要に応じて補強する。
- 側溝が詰まると、道路冠水や浸水の原因となるので、側溝や排水口の掃除をするなど、水はけを良くしておく。
- 自転車やゴミ箱、鉢植え、物干しなど飛散の可能性の高いものは飛ばないように固定したり、家の中にしまう。
家の中の備えとして
- 強風による飛来物などに備え、飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼る。
- 水
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- 飲料水は1人1日3リットルが目安(3日分)
- 生活用水も十分に確保しておく
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食料
- 最低3日分を用意
- なるべく火を使わなくても食べられる物を用意(乾ハ゜ン,缶入りハ゜ン,ヒ゛スケット,クラッカー,チョコレート,幼児用の粉ミルク,離乳食など)
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情報
- 正しい情報の入手のため携帯ラシ゛オの用意
- 予備の電池も十分に
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照明・燃料
- 懐中電灯を家族1人1個用意
- 予備の電池も十分に
- 卓上用カセットこんろや固形燃料の準備
- 自動車の燃料は余裕をもって給油(半分以下になったら満タン給油)
- カーテンをしめ、ブラインドをおろしておく。
- 断水に備え、飲料水を確保するほか、水道水を入れたポリタンクを用意、風呂の水をためておくなどして生活用水(顔や手を洗う、トイレを流したりするなど)を確保する。
- 家財や電化製品などは浸水被害に備えて高い所や2階に移動させる。
- 漏電を防ぐためコンセントは抜き、低い位置にあるものは高い所へ移動させる。
- 飲料水や食料の備蓄
停電の備えとして
- 携帯電話など充電できるものは全て充電しておきましょう。
- 飲料水、火を使わない食料品(例:缶詰、パンなど)
- モバイルバッテリー、懐中電灯、ランタン、電池、カセットコンロなど
- 冷凍庫に保冷剤やペットボトルを凍らせておく。凍らせた保冷剤は、食品の管理の安全対策として、凍らせたペットボトルは、水が溶けたら飲料水や生活用水としても使うことができます。
- 水道水を入れたポリタンクを用意したり、風呂の水をためておくなどして生活用水(顔や手を洗う、トイレを流したりするなど)を確保する。
- 車の燃料を満タンにしておく。
その他の備えとして
- 台風が接近している間は、大雨や暴風のおそれがありますので、急な外出は控えましょう。
- 用水路などの見回りはやめましょう。増水した用水路は道路との境目がわからず、足を取られて流される危険があります。
- 台風などの強風により、樹木や看板などの飛来物が電線を傷つけ、断線する場合があります。 切れてたれ下がっている電線には、絶対に手を触れないでください。 お近くで発見された場合は、絶対に近づかず、東京電力パワーグリッド(電話番号:(0120)995007) に連絡してください。
- 停電情報に関してのお問い合わせは、東京電力パワーグリッド(電話番号:(0120)995007) に連絡してください。
1.非常用品を備えておきましょう。
2.地域のことは地域で守ろう
防災訓練
- 地域で行われる防災訓練には、積極的に参加しましょう
自主防災組織
- 地域ぐるみで防災活動を行いましょう
3.避難について確認しよう
家族防災会議
- 役割分担、避難場所、避難経路、家族との連絡方法などを家族全員で話し合いましょう
避難場所・道順の確認
- 避難場所はどこか、道順をどうするかなどを確認しておきましょう
4.応急手当を覚えよう
普通救命講習
- 普通救命講習を受講しましょう
5.家の中の安全対策
家具の転倒・落下を防ぐ
- タンス・食器棚などは、L字金具や支え棒で固定する
- 照明器具は、鎖と金具を使って固定する
- カ゛ラスの部分には、飛散防止フィルムを貼る
避難通路の確保
- 出入口や通路には、物を置かない